アルメニア友の会

日本の旅

ブロヤン・ソナ

強く憧れた日本に行くことが出来たので幸せです。日本に行く前、夢が叶うようになったことが信じられなっかたです。そして、この１０日間はまるで楽しい夢の中でした。日本は想像より素晴らしかったです。始めから日本はまるで別の世界でした。今まで大きな街も見たことがない私は、子供のようにいろいろなことで驚きました。

日本で一番感激したことは、やっぱり日本人の優しさと暖かい歓迎でした。先生の弟さんが言っていた言葉「日本人のおもてなし」を本当に感じました。お世話してくれた方々も、全然知らない人たちも困った時は助けてくれました。色んな家に泊まったお陰で日本人の生活も体験しました。広い家から狭い学生の家まで泊まってみると、どこでも自分の家のように暖かい雰囲気があって、アルメニアの家庭と日本家庭は似ているところがたくさんありました。日本人もお客さんに対してすごく親切です。家族のことを大切しています。 たくさんの日本人と会話できて良かったです。この間に日本語はすごく上達しました。日常な会話が理解できないところは少なかったですが、まだ難しい話はまだ分からないこともありました。それでも濵田さんとたくさん色々な面白い話が出来ました。濵田さんの趣味にとても興味があったので、時間あれば濵田さんから牛乳パックから色々なものを作る技術とか紙工作を習いたかったです。旅の始まりから終わりまで、濵田さんはお父さんのように私達のことを心配してくれて、見守ってくれました。この旅を問題なくできたのは濵田さんのお陰なので本当に感謝しています。

私は日本料理が大好きになりました。外国人として少し恐かった生の魚はありえないぐらいに美味しかったです。今までこんなたくさん美味しい物を食べたことがなかったです。

始めに観光した京都は、お寺と神社に感動しました。和風の家と古い道を歩くと、日本の昔の雰囲気がありました。伏見稲荷大社は不思議なところでした。龍安寺の庭の形は気に入りました。茶道を体験して、もっと興味が深くなりました。茶道のお茶は苦いと聞いたけど飲んだ時、すごく美味しかったです。

奈良に泊まった家の家族との団欒は、とても楽しかったです。みんなと美味しいご飯を食べたり、楽しく話をしたり、笑ったり、「トルマ」を作ったり、買い物をしたりしました。すごい仲のいい家族でした。いつか皆さんともう一度会いたいです。 奈良は静かな街でした。法隆寺で偶然出会ったボランティアのガイドは寺のことを詳しく説明してくれました。そのお蔭で寺の建築と仏教のことに興味を持ちました。東大寺の仏像の大きさに感動しました。奈良公園で、鹿が人と一緒に歩いているのも驚きました。 大阪の雰囲気は一番好きになりました。大阪は派手な街でした。ジャンジャン横丁を歩いた時、まるで街は毎日お祭をしているみたいでした。そこで初めて行った日本の居酒屋は本当に楽しかったです。海遊館は好きになりました。観覧車から見た町の夜景には驚嘆しました。 大阪で泊めてくれた南江さんの家族も親切でした。お母さんが初めて着物を着せてくれた時、自分がお姫様になったようでした。お母さんの琴の演奏も良かったです。

大阪で初めて入った温泉で、体はリラックスしました。最初私達は恥ずかしかったけど、入ってみると本当に楽しかったです。 長谷川先生の故郷の相生に行ったことも良かったです。先生のご両親に会うのは光栄でした。お母さんとすごく仲良くなりました。先生のお母さんはアルメニアを訪問した時の感想を伝えてくれました。息子さんが遠い国に住んでいるから心配していると思いますけど、先生の選択を応援していました。

日本で他に感激したのは自然でした。初めて見た海は本当に素晴らしかったです。泳げないのは本当に残念でした。特に相生の海はすごく綺麗でした。いくら眺めても足りないぐらいでした。緑で溢れた山と森は素晴らしかったです。アルメニアにこんな豊かな景色がないから、とても楽しむことができました。先生のお父さんの趣味はハイキングと登山ですから、できれば日本の自然を楽しむために一緒にハイキングしたかったです。私にとって、この旅で自然にもっと触れることができなかったのは一番残念でした。富士山を見れなかったのも悔しかったです。でも、それはまた日本を訪問する理由になったから大丈夫です。

最後は日本の首都・東京でした。専修大学の学生と一緒に東京もすごく楽しみました。スカイツリーから東京の夜景を眺めた時、街の大きさに感動しました。佐竹先生と会って、学生たちと過ごした時間は大切な思い出です。交流会でアルメニアの踊りのレッスンをして一緒に楽しく踊りました。夜御飯の時、学生にアルメニアのことを話したら、皆さんは興味を持つようになって、今度アルメニアに行きたいと言ってくれました。日本人の若者は親切です。東京で泊まらせてくれた武居さんと紀子さんには本当に助けられました。彼女たちと離れるのは悲しかったです。

日本の旅の中で、日本の悪いところはあまり見つからなかったです。多分日本でもっと長い滞在したら、悪いことについても判断できると思います。

日本は１０日の滞在のは短すぎると思いました。日本はゆっくり楽しむ方がいいですから、今度は長い滞在を願います。生活や習慣が変わるこはあまり問題ないと思います。私達は不便だと感じたことがなかったです。今後、人的交流として大学で祭りに参加するかもしれません。学生と祭りの準備をして、一緒に頑張れば人間関係がもっと強くなると思います。

この旅の間に出会って、お世話になった方々に心から感謝しています。本当にありがとうございます。皆さんと出会って幸せでした。日本の旅のお陰で、ロザさんのようないい友だちが出来ました。また必ず日本に戻りたいです。

日本を訪問して一番驚いたこと・感激したこと・印象に残っていること

ツァトゥリャン・ロザ

私にとって、日本は世界中で最も興味深い国です。アニメや漫画の影響で、日本に対する関心は一層深くなりました。だから私は一度日本へ行って、今まで本で知っている日本を自分の目で見て、本当の日本人の日常生活や習慣や文化を体験したかったです。日本へ行くことは、人生の中でずっと一番大切な夢でした。嬉しいことに、１０月１３日「アルメニアに本を送る会」の皆さんのお陰で、私達は日本に招待されました。それは、今まで本でしか知らなかった日本という国と、そこで生活する人たちを知るとても良い経験になりました。日本の美しい自然や文化の素晴らしさ、私たちを優しく受け入れてくれたホームステイの方々、また大学訪問での元気な学生たちとの出会いなどは深く心に残っています。日本で様々なところへ行って、いつも新しいことを発見し、驚きと感動の連続でした。

私は日本に到着した最初の日から、ずっと日本人のマネーの良さを感じました。来たばかりの時から笑顔で丁寧に説明してくれました。やっぱりサービスが一番の国だと感心させられました。私は京都に行って、古い日本の雰囲気をよく感じました。二日で京都をいろいろ観光しました。いろいろな有名なところへ行って、今まで写真だけで見た有名な神社やお寺には本当に感動しました。一番感動したところは金閣寺でした、もう一つ印象に残ったところは伏見稲荷でした。その日私達の二人の日本人の友達が迎えに来てくれて、案内してくれました。同じ若い人たちだったので、いろいろなテーマについて話しました、日本人の若者達の考え方や将来の夢と目標。日本人とアルメニア人の若者の考え方の違うところ。伏見稲荷の狭くて赤い道は本当にすごい雰囲気で、私たちは最後まで歩きました。伏見稲荷の後で茶道に参加しました、私は日本文化に興味があるので、その茶道を心待ちにしていました。初めてだから少し緊張しながら私は茶を飲みました、すごく美味しかったです。それから清水寺、南禅寺、龍安寺、祇園など見学したきれいなところ、京都の狭い道、古い神社、明るい人々、私たちに優しくしてくれたホームステイの家族、その全部に感動しました。

奈良で東大寺と法隆寺に行きました。法隆寺でボランティアのガイさんからたくさん話を聞いて、たくさん情報を知りました。６０歳以上の人でしたが、本当に偉いと思いました。日本人は働きもので勤勉だと思いました。アルメニア人は、６０歳になったらもう仕事をやめてのんびりします。日本人はそんなアルメニア人とは比べられません。東大寺に行った時、小学生たちは私達を見て外国人と思ったら、英語で色々な質問をしてきて、私たちが日本語で答えるとみんなびっくりしました。奈良で私たちはアルメニアの独特なドルマという料理を作りました、みなさんも好きになって、私達も本当に嬉しかったです。大阪では大阪城へ行ったり、サンタマリアという船を乗ったり、海遊館へ行ったり、夜に観覧車に乗ったりしました。大阪の思い出は、本当に今まで心に強く残っています。大阪で一番感動したことは、親切でいつもにこにこした賑やかな人々でした。ホームステイした家族のお母さんのおかげで、私は初めて着物を着ました、みんなよく似っていると言ってくれたので、私は嬉しくなりました。大阪で初めて温泉に行きました。温泉というものは知っていたけれど、他人と一緒に入るなんてびっくりした、でも入ってみたら、温泉のことが好きになりました。相生で初めて海を見て、二回温泉に行きました。とても楽しかったです。東京で元気な学生たちと一緒に幼稚園に行ったり、東京スカイツリーに行ったり、東京タワーに行きました。大学にも行って、そこで学生たちに私達の国についていろいろ話して、文化交流会をしました。私はその元気な学生たちと友達になって、彼らの生活を見て、将来私も留学したいと感じました。

日本で一番感動したことは、日本人は秩序や規範をよく守ることです。日本人の働きぶりは本当に”蜜蜂”のようです。それから、日本人は交通ルールもよく守ります。信号無視や交通違反をほとんど見かけません。日本で小さい交差点で赤信号になったとき、みんな青信号になるのを待って立ち止まっていました。でも、アルメニア人はそれは時間の無駄だと思います。私は渡りたいと思いましたが、すぐ恥ずかしい気持ちが心に涌きました。日本文化についていくつもの本を読みましたが、実際に日本で感じたことは、読書では理解できないことでした。例えば、お辞儀の文化についても私は知っていました。日本人は挨拶代わりにお辞儀します。知らない人と電話で話す時も、相手が見えないのにお辞儀をします。私はどうして相手が見えないのにお辞儀をするのかと不思議でしたが、日本に行って、それは日本人は相手に対して尊敬があるからだと感じました。もう一つ感動したことは日本人の真面目さでした。どこでも並んで順番を待っている人々、約束したことを絶対守ろうとする人々です。それから、日本の生活の便利さ、１００円ショップ、自動販売機はすごいと思いました。１０日間は少し短いので、あまり日本の悪いことを感じることはありませんでした。日本から帰る時、悲しくてたくさん泣きました。でも、私はこれからも頑張って日本語の知識を増やして、将来留学したいと思っています。こんな素晴らしい機会をくれた日本の方々に本当に感謝しています。ありがとうございました。